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農研機構のSOPに掲載されました

氷温協会、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)、関西大学の3者が研究した成果が、農研機構が公開している標準作業手順書(SOP)に、部分肉の賞味期限を延長する技術として掲載されました。
SOPとは、農研機構が農業従事者、都道府県の普及担当者、指導者や研究者向けに総合的な技術解説書として公開しているもので、一般的な大枠的なマニュアルとは異なり、新技術導入のメリット、実際に利用する際の作業内容や手順、具体的な実施例をできるだけ具体的に記述しています。
氷温協会では、約10年前から取り組んでいた牛肉・豚肉・鶏肉の氷温貯蔵・氷温熟成に関する共同研究で得られた膨大なデータによって氷温技術が畜肉の鮮度保持効果・品質向上効果に与える影響を明確化してきましたが、この度、この成果が認められ、”部分肉の賞味期限を延長する「氷点下の未凍結貯蔵」技術 標準作業手順書”として公開されることとなりました。

マニュアル中には、-1℃で畜肉を貯蔵することによって、精肉の賞味期限がさらに延長されることだけでなく、得られる様々なメリットについても言及されています。また、「氷温」が登録商標であること、”氷点下の未凍結貯蔵”は”氷温”と同義語であること、氷温協会の認定システムについても明記されていることから、氷温協会の普及のあり方が国から公認され、さらには氷温技術が日本の食の根幹技術の一つとして位置付けられたことになります。

部分肉の賞味期限を延長する「氷点下の未凍結貯蔵」技術 標準作業手順書







 
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